日中哲学フォーラムのご案内|「思索と対話による日中交流の深化:境界を架橋する哲学の役割」

2017.06.20

日中哲学フォーラムが以下の日程で開催されます。趣旨と概要については以下をご確認ください。(内容は変更になる場合がございます。8月末に最終プログラムと予稿が公開される予定です。)

趣旨

本フォーラムは、全体的テーマを「思索と対話による日中交流の深化:境界を架橋する哲学の役割」と題し、日本の哲学者と中国の哲学者とが一同に会し、日本と中国に共通する哲学的思想的課題、および国際的に重要な現代的課題を取り上げ、報告と討論をつうじて、それらの哲学的探究と解明を図る。主催団体は、日本哲学会と中国社会科学院哲学研究所(以下、CASS)であり、日本と中国との間でおこなわれた過去4回の哲学的学術交流を継承する。

二日間の日程において、上記のテーマのもとに三つの分科会が設けられる。各分科会では、それぞれにコメンテイターとの質疑があった後、全体討論を行う。

第一分科会は、「日中思想の伝統の再解釈と現代問題への接続」と題され、日中それぞれにおける思想の伝統の上に、哲学研究がどのように展開し、現在どのような課題に直面しているかを検討する。

第二分科会は、「哲学は閉塞する世界をどう導くか:アイデンティティの危機と寛容と融和の可能性」と題され、世界に広範に現れつつある不寛容と分断の危機に対して根本的なレベルで思索を巡らし、哲学的・思想的に取り組む。

若手特別分科会では、若手による発表を行い、日中の新しい研究動向についての情報交換、参加者の交流を行う。今回は使用言語を原則的に英語とし、世界的な発信を試みる。

概要

全体テーマ「思索と対話による日中交流の深化:境界を架橋する哲学の役割」

開催期間:2017年9月8日(金)~9月10日(日)※8日はレセプション
開催地 :立命館大学 衣笠キャンパス(京都市)(予定)
参加予定者数: 約80名(日中合わせてのべ)

9月8日(金)

中国側参加者日本到着 夕方 レセプション(開催スピーチ、歓迎スピーチ)

9月9日(土)

日本哲学会会長挨拶、中国社会科学院哲学研究所所長挨拶

【基調講演】
日本側:加藤泰史(一橋大学)、清水正之(聖学院大学)
中国側:崔唯航(中国社会科学院哲学研究所副所長)
日本側コメンテイター:河野哲也(立教大学)、納富信留(東京大学)、伊勢田哲治(京都大学)、伊勢俊彦(立命館大学)

【第一分科会】「日中思想の伝統の再解釈と現代問題への接続」(その一)
報告者(予定):
日本側:杉田聡(帯広畜産大学)、寄川条路(明治学院大学)、大倉茂(立教大学)
中国側:王青、賀雷、陳霞(以上、CASS)

【第二分科会】「哲学は閉塞する世界をどう導くか:アイデンティティの危機と寛容と融和の可能性」(その一)
報告者(予定):
日本側:森岡正博(早稲田大学)、神山和好(茨城工業高専)
中国側:単継剛、王柯平、尚傑、杜国平(以上、CASS)

【若手分科会】(その一)
報告者(予定):
日本側:岩内章太郎(早稲田大学)、酒井麻依子(立命館大学)、槇野沙央理(千葉大学)、阪田祥章(千葉大学)
中国側:員俊雅、湯明潔(以上、CASS)、顧春、王鑫(以上、北京工業大学)

9月10日(日)

【基調講演】
上原麻有子(京都大学)、出口康夫(京都大学)

【第一分科会】
「日中思想の伝統の再解釈と現代問題への接続」(その二)
報告者(予定)
日本側:松田毅(神戸大学)、太田裕信(京都大学)、竹花洋佑(大谷大学)、田口茂(北海道大学)
中国側:張志強(CASS)、徐暁風(哈爾浜師範大学)、郭連友(北京日本学研究センター)

【第二分科会】
「哲学は閉塞する世界をどう導くか:アイデンティティの危機と寛容と融和の可能性」(その二)
報告者(予定):
日本側:和泉ちえ(千葉大学)、寺田俊郎(上智大学)、林洋輔(大阪教育大学)、浅野幸治(豊田工業大学)
中国側:唐熱風、王歌、段偉文、王斉(以上、CASS)

【若手分科会】(その二)
報告者(予定):
日本側:飯泉佑介(東京大学)、中嶋優太(西田幾多郎記念哲学館)、丸山文隆(東京大学)
中国側:葛奇蹊(国際関係学院)、高伟(深圳大学)、殷国梁(海南大学)、仲玉花(北京日本学研究センター)、暴風明(北京大学)