「大震災と価値の創生」公開シンポジウム

2012/2/29 掲載 : 日本哲学会事務局

「大震災と価値の創生」をテーマとした公開シンポジウムが東北大学で開催されます。

東日本大震災から一年目を迎えようとしています。

地震と津波による被害とそれに続く原発事故は、これまで自明のものとされてきた価値観、自然観、文明観などを大きく揺さぶりました。復旧・復興への努力の中で、大震災が突きつけた根本的な問いを受け止め、私たちのライフスタイルを考え直すために、東北大学大学院文学研究科は香港教育学院と協力し、国際交流基金の援助並びにSpirit of the Tohoku University 2011の協賛を得て、「大震災と価値の創生」をテーマに2日間にわたり公開シンポジウムを開催する運びとなりました。

 

基調講演には日本文化研究で知られるオギュスタン・ベルク氏をお迎えしています(主著に『風土の日本』、『空間の日本文化』ともに<ちくま学芸文庫>など)。ほかに川本隆史氏(東京大学)・野家啓一氏(東北大学)の対談、竹内整一氏(鎌倉女子大学)及び鈴木岩弓氏(東北大学)の特別講演などを加え、震災後一年を経ようとしている現在、私たちがどのような「生のかたち」を目指すべきかを市民の皆様とともに考えて行きたいと思っています。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

 

◆◆   -公開シンポジウム-   ◆◆

◆◆   大震災と価値の創生   ◆◆
International Conference: Disaster and the Creation of Value System

日時:201239 (金)13:0017:0010日(土)10:0017:30
場所:東北大学川内北キャンパスマルチメディア教育研究棟 [案内]
企画:東北大学大学院文学研究科 / 香港教育学院
協賛:国際交流基金 / Spirit of the Tohoku University 2011

スケジュール
39日(金)

13:00-13:30 オーブンニング・セレモニー

13:30-15:00 基調講演:災害、世俗性、物の哀れ:これから日本の風土性は 

オギュスタン・ベルク(フランス国立社会科学高等研究院)(※使用言語:日本語)

15:00-15:15 休憩

15:15-16:15 特別講演:「無常」を生きる力 「はかる」ことと「はかりえない」こと

竹内整一(鎌倉女子大学)

16:15-16:30

16:30-17:30 講演: 人はなぜ敢えて逃げないのか

張政遠(香港中文大学)

311における「近代の超克」 価値の再考

林永強(香港教育学院)

17:30~ 18:00 ポスターセッション

18:00~20:00 懇親会


310日(土)
 10:00~11:30 講演:根源的衝撃  自然、人間、テクノロジー
 遊佐道子(西ワシントン大学)
 311の思想的可能性  哲学と日本学との間
 ハンス・ペーター・リーダーバッハ(関西学院大学)
 311大地震にソフト・パワーが果たす役割  アニメから震災復興への道
 潘文慧(香港教育学院)
 11:30~13:00 昼休み
 13:00~14:30 講演: 原発事故と価値の転換
 直江清隆(東北大学)
 哲学と震災後の価値転換
 廖欽彬(台湾中央研究院)
 確実性と転覆  生の価値と根源的偶然性をめぐって
 田口茂(山形大学)
 14:30~15:00 休憩
 15:00~15:30 特別講演:東日本大震災における土葬の採用 現代日本人の死者観
 鈴木岩弓(東北大学)
 15:30~17:00 対談:大震災以後の「物語り」と「ケア」
 野家啓一(東北大学)
 川本隆史(東京大学)

ご参加ご希望の方は、こちらよりお申し込み下さい。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dGp1RHU5VlpjMUFFLVVZTVhoTnlzVUE6MQ 
シンポジウムに関する詳細は、こちらよりご覧下さい。
https://sites.google.com/site/tohokuconference311/Home 

その他、ご質問は以下までお願いします。

問合せ先◆
  〒980-8576 宮城県仙台市青葉区川内271号 
       東北大学大学院文学研究科
       哲学倫理学合同研究室内  藤尾 靖彦

   tel/fax022-795-6012
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