日中哲学フォーラム プログラム、予稿集目次公開|「思索と対話による日中交流の深化:境界を架橋する哲学の役割」

2017.08.17

2017年9月8日(金)~9月10日(日)に日中哲学フォーラムが開催されます。第5回目となる本フォーラムのプログラムと予稿集の目次を公開いたしました。
以下よりご覧ください。

日中哲学フォーラム「思索と対話による日中交流の深化-境界を架橋する哲学の役割- 」

主催:中国社会科学院哲学研究所、日本哲学会、立命館大学 協賛:中華日本哲学会

プログラム詳細(PDF)予稿集目次(PDF)

趣旨

本フォーラムは、全体的テーマを「思索と対話による日中交流の深化:境界を架橋する哲学の役割」と題し、日本の哲学者と中国の哲学者とが一同に会し、日本と中国に共通する哲学的思想的課題、および国際的に重要な現代的課題を取り上げ、報告と討論をつうじて、それらの哲学的探究と解明を図る。主催団体は、日本哲学会と中国社会科学院哲学研究所(以下、CASS)であり、日本と中国との間でおこなわれた過去4回の哲学的学術交流を継承する。

二日間の日程において、上記のテーマのもとに三つの分科会が設けられる。各分科会では、それぞれにコメンテイターとの質疑があった後、全体討論を行う。

第一分科会は、「日中思想の伝統の再解釈と現代問題への接続」と題され、日中それぞれにおける思想の伝統の上に、哲学研究がどのように展開し、現在どのような課題に直面しているかを検討する。

第二分科会は、「哲学は閉塞する世界をどう導くか:アイデンティティの危機と寛容と融和の可能性」と題され、世界に広範に現れつつある不寛容と分断の危機に対して根本的なレベルで思索を巡らし、哲学的・思想的に取り組む。

若手特別分科会では、若手による発表を行い、日中の新しい研究動向についての情報交換、参加者の交流を行う。今回は使用言語を原則的に英語とし、世界的な発信を試みる。

概要

全体テーマ「思索と対話による日中交流の深化:境界を架橋する哲学の役割」

開催期間:2017年9月9日(土)~9月10日(日)※8日はレセプション
開催地 :立命館大学 衣笠キャンパス 学而館(京都市)