公開シンポジウム「トランスカルチャーとは何か?:心理学と哲学の協働」(3/2-3/4)
2019.02.20
新学術領域科研「トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築—多文化をつなぐ顔と身体表現」(http://kao-shintai.jp/)の国際シンポジウムのご案内です。
哲学班・文化人類学班・心理学班の共同で2日間にわたって行う『トランスカルチャーとは何か?』に係わる国際シンポジウムになります。心理学班からは、顔身体へのプロジェクションマッピングの技術展示を踏まえて身体性についての議論を行い、哲学班および文化人類学班からはトランスカルチャーへの現象学的アプローチの可能性やトランスジェンダーという性の境界に関する事例、解放される身体と拘束される身体、越境の苦しみに対峙しつつ新たな変容を生み出す過程について論じます。どなたでも参加可能ですので、多くの方のご来場をお待ちしております。
また翌日3/4には、前日の海外からの招聘者を交えて、シンポジウム「トランスジェンダーの哲学&共同行為論」を開催致します。ぜひこちらも併せてご参加ください。
なお3/3, 3/4とも、終了後、情報交換会・懇親会を開催予定です。参加ご希望の方は、参加希望日程(3/3、3/4)・氏名・所属・職名・連絡先メールアドレスを添えて岡嶋(email hidden; JavaScript is required)までご連絡ください。
3/2(土) 会場:牛込箪笥区民ホール
http://www.shinjuku.hall-info.jp/pc/access.html
1: 現代における顔身体の変容(共催:新学術領域研究「多元質感知」)
13:00-13:10 趣旨説明 渡邊克巳(早稲田大学)
13:10-13:30 渡辺義浩(東京工業大学)「プロジェクションマッピングと流動化するリアリティ 」
13:30-13:50 三枝千尋(花王)「プロジェクションマッピングによる顔表現の可能性」
13:50-14:20 休憩(プロジェクションマッピングの実演)
14:20-17:30 渡邊克巳,河野哲也(立教大学),山口真美(中央大学)「現代における顔・身体の変容について」
3/3(日)会場:ワテラスコモンホール
https://www.waterras.com/common/access.html
2:トランスカルチャーとは何か
10:30-10:35:趣旨説明
10:35-10:55:河野哲也(立教大学)“What is the transculture?”
10:55-11:20:小林徹(龍谷大学)“Two Ontological Turns: Around the Question of Naturalism”
11:20-11:40:質疑応答
3:トランスカルチャー下での顔身体=自己変容
12:40-13:20:吉田ゆか子(東京外国語大学)“Mediation and Transformation in Balinese masked theater”
13:20-14:00:ウォント盛香織(甲南女子大学)“Mixed Race Asian Faces and Haunting Whiteness”
14:00-14:40:Eric Chelstrom(St. Mary’s University)“Unmasking Ourselves: The Disclosure of Gender Expectations in the Encounter with the Trans-Other”
4:ジェンダー変容下での顔身体=自己変容
14:55-15:35:吉野靫(立命館大学)“The only court case, which has challenged Japan’s GID ‘legal treatment:
The recognition of medical doctors, backlash, and the system behind them”
15:35-16:15:古怒田望人(大阪大学)“How is the gender identity experienced?―trough phenomenogical approach to the anonymity and the transphobia”
16:15-16:55:Tamsin Kimoto(Emory University)”Hard Movements: A Phenomenology of the Body and Sexual Schemas in Transition”
16:55-17:30 全体討議
主催:新学術領域科研「トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築—多文化をつなぐ顔と身体表現」
共催:新学術領域科研「多元質感知」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シンポジウム「トランスジェンダーの哲学&共同行為論」
3/4(月)会場:國學院大学渋谷キャンパス 2402教室
1:トランスジェンダーの哲学(13:00-15:30) 司会:小手川正二郎(國學院大学)
Tamsin Kimoto(Emory University)”Defining Transphobia”
藤高和輝(大阪大学)”Rewriting the Body: Gender Trouble as Transgender theory”
筒井晴香(東京大学)”Localization of “GID” notion in Japan: Biological essentialism and possibilities of gender self-determination”
2:共同行為論(15:45-18:15) 司会:筒井晴香(東京大学)
Eric Chelstrom(St. Mary’s University)“Sartrean Collective Intentionality: Criticisms of the Contemporary Approach”
木村正人(高千穂大学)“Aerial zombie and collective action without consensus”
横山陸(日本学術振興会/東京大学)“Philosophy for Parents: Love as a Form of We-Intentionality”
主催:新学術領域科研「トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築—多文化をつなぐ顔と身体表現」
哲学班・文化人類学班・心理学班の共同で2日間にわたって行う『トランスカルチャーとは何か?』に係わる国際シンポジウムになります。心理学班からは、顔身体へのプロジェクションマッピングの技術展示を踏まえて身体性についての議論を行い、哲学班および文化人類学班からはトランスカルチャーへの現象学的アプローチの可能性やトランスジェンダーという性の境界に関する事例、解放される身体と拘束される身体、越境の苦しみに対峙しつつ新たな変容を生み出す過程について論じます。どなたでも参加可能ですので、多くの方のご来場をお待ちしております。
また翌日3/4には、前日の海外からの招聘者を交えて、シンポジウム「トランスジェンダーの哲学&共同行為論」を開催致します。ぜひこちらも併せてご参加ください。
なお3/3, 3/4とも、終了後、情報交換会・懇親会を開催予定です。参加ご希望の方は、参加希望日程(3/3、3/4)・氏名・所属・職名・連絡先メールアドレスを添えて岡嶋(email hidden; JavaScript is required)までご連絡ください。
3/2(土) 会場:牛込箪笥区民ホール
http://www.shinjuku.hall-info.jp/pc/access.html
1: 現代における顔身体の変容(共催:新学術領域研究「多元質感知」)
13:00-13:10 趣旨説明 渡邊克巳(早稲田大学)
13:10-13:30 渡辺義浩(東京工業大学)「プロジェクションマッピングと流動化するリアリティ 」
13:30-13:50 三枝千尋(花王)「プロジェクションマッピングによる顔表現の可能性」
13:50-14:20 休憩(プロジェクションマッピングの実演)
14:20-17:30 渡邊克巳,河野哲也(立教大学),山口真美(中央大学)「現代における顔・身体の変容について」
3/3(日)会場:ワテラスコモンホール
https://www.waterras.com/common/access.html
2:トランスカルチャーとは何か
10:30-10:35:趣旨説明
10:35-10:55:河野哲也(立教大学)“What is the transculture?”
10:55-11:20:小林徹(龍谷大学)“Two Ontological Turns: Around the Question of Naturalism”
11:20-11:40:質疑応答
3:トランスカルチャー下での顔身体=自己変容
12:40-13:20:吉田ゆか子(東京外国語大学)“Mediation and Transformation in Balinese masked theater”
13:20-14:00:ウォント盛香織(甲南女子大学)“Mixed Race Asian Faces and Haunting Whiteness”
14:00-14:40:Eric Chelstrom(St. Mary’s University)“Unmasking Ourselves: The Disclosure of Gender Expectations in the Encounter with the Trans-Other”
4:ジェンダー変容下での顔身体=自己変容
14:55-15:35:吉野靫(立命館大学)“The only court case, which has challenged Japan’s GID ‘legal treatment:
The recognition of medical doctors, backlash, and the system behind them”
15:35-16:15:古怒田望人(大阪大学)“How is the gender identity experienced?―trough phenomenogical approach to the anonymity and the transphobia”
16:15-16:55:Tamsin Kimoto(Emory University)”Hard Movements: A Phenomenology of the Body and Sexual Schemas in Transition”
16:55-17:30 全体討議
主催:新学術領域科研「トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築—多文化をつなぐ顔と身体表現」
共催:新学術領域科研「多元質感知」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シンポジウム「トランスジェンダーの哲学&共同行為論」
3/4(月)会場:國學院大学渋谷キャンパス 2402教室
1:トランスジェンダーの哲学(13:00-15:30) 司会:小手川正二郎(國學院大学)
Tamsin Kimoto(Emory University)”Defining Transphobia”
藤高和輝(大阪大学)”Rewriting the Body: Gender Trouble as Transgender theory”
筒井晴香(東京大学)”Localization of “GID” notion in Japan: Biological essentialism and possibilities of gender self-determination”
2:共同行為論(15:45-18:15) 司会:筒井晴香(東京大学)
Eric Chelstrom(St. Mary’s University)“Sartrean Collective Intentionality: Criticisms of the Contemporary Approach”
木村正人(高千穂大学)“Aerial zombie and collective action without consensus”
横山陸(日本学術振興会/東京大学)“Philosophy for Parents: Love as a Form of We-Intentionality”
主催:新学術領域科研「トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築—多文化をつなぐ顔と身体表現」