「ホッブズ母権論の射程 中村敏子『トマス・ホッブズの母権論』を手がかりに」WS開催のお知らせ(12/23・北海道)

2018.10.05
日本哲学会「男女共同参画・若手研究者支援」ワーキンググループ主催のワークショップが開催されます。奮ってご参加ください。

ワークショップ
ホッブズ母権論の射程
中村敏子『トマス・ホッブズの母権論』を手がかりに

2016-18年度科学研究費補助金 基盤研究(B)
哲学分野における男女共同参画と若手研究者育成に関する理論・実践的研究

 日本哲学会の「男女共同参画・若手研究者支援」ワーキンググループでは、下記の通り、12月23日(日)に北海道大学にてワークショップを開催することになりました。『トマス・ホッブズの母権論』(法政大学出版局、2017年)の著者、中村敏子氏をお迎えし、国家の権力と家族の権力の根底にひそむ「性」の問題次元に迫ります。「父権」優位の伝統的発想によらず、産む性に固有な「母権」の根源性から出発し、両性の合意に基づく新しい権力論を提起したホッブズの議論を参照しつつ、男女平等の理念を原理的に再検討することで、本ワーキンググループ科研費研究の最終年度の理論的展開の一総括とします。聴講自由、予約不要です。皆様、奮ってご参加ください。

日時:2018年12月23日(日)10:00-12:30
場所:北海道大学 文系共同教育研究棟 W517講義室
講師:中村敏子氏(北海学園大学名誉教授)
特定質問者:秋元由裕氏(北海道大学文学研究科専門研究員)
司会者:森一郎(東北大学情報科学研究科教授)
主催:日本哲学会「男女共同参画・若手研究者支援」ワーキンググループ
共催:北海道大学哲学会、北海道哲学会
後援:北海道大学文学研究科 応用倫理・応用哲学研究教育センター
*ご不明な点は、担当者(email hidden; JavaScript is required)までお問い合わせください。