日本哲学会「林基金」概要

2023/12/14 掲載 : 日本哲学会事務局

設立の経緯や運営方針です。

<設立の経緯>

故林繁夫氏から遺言により日本哲学会に2,000万円が寄贈され、故人の遺志を尊重し、日本哲学会林基金が設立された。使途については、2010年度委員会において検討がなされ、20115月に開催された第63回総会において、以下の使途・運営方針が了承された。また20166月に開催された第67回総会において、使途の追加について了承された。

林繁夫氏(1932-2009)は、生前、公認会計士・税理士をされていた方であり、氏の相続財産管理人に選任された弁護士からの連絡で遺贈の事実がわかったものである。

<運営方針>

1 使途全体について 

(1)「林基金若手研究者研究助成」を創設し、原則として現行の若手研究者奨励賞候補者全員に対して研究助成を行う。ただし、上記候補者の中で助成水準に達していない、ないし研究計画に不備があると判断された者に関しては、助成対象に含めない。またすでに助成を受けたことがある者は助成対象としない。研究費は一人10万円とする。助成期間は1年間。成果として遅くとも期間終了後半年以内(したがって、助成開始翌年の930日まで)に研究成果報告書を提出しなければならない。

* 現行の若手研究者奨励賞はそのまま維持される。

(2)「林基金出版助成」を創設する。助成対象者は年に1名までとする。助成金は100万円とする。

(3)本学会の発行する欧文誌に要する経費について本基金より支出できるものとする。

(4)「『哲学の門』優秀論文賞」を創設し、原則として「哲学の門」に論文が掲載された著者のうちとくに優れたものを受賞者とする。

2 林基金運営委員会について

林基金を運営するために、「林基金運営委員会」を創設し、「林基金運営規定」を策定する。

[2019年39日改定]

[2023年129日改訂]

教員公募(上智大学/倫理学)
公開講演会「西田幾多郎の「場所」の論理」(7月12日・京都大学)
ベルクソン×分析記憶の哲学、第四弾!
石川県西田幾多郎記念哲学館の哲学研究員(かほく市職員)公募(6月30日〆切)
日本哲学会2025-26年度 会長からのご挨拶
【6/21】バウムガルテン研究の最先端 スピノザとカントのあいだで… (津田栞里、大澤俊朗)
法政大学文学部哲学科・専任教員公募(2025年6月18日(水)必着)
公開研究会「人間と人間ならざるもののあいだ:ドミニク・レステルをめぐって」(5月24日(土)@立教大学)
2024年度日本哲学会若手研究者奨励賞および『哲学の門』優秀論文賞受賞者の決定について
ワークショップ:企業内哲学の「資格」をめぐって(5月31日)
第77回総会議事次第 訂正のご連絡
第14回(2025年度)若手研究者研究助成対象者
「第8回西周賞」募集
『哲学の門:大学院生研究論集』第7号(ONLINE ISSN 2435-3639)
【※至急_4/24まで】第8回日中哲学フォーラムでの報告を募集された方へ
第84回大会(2025年立正大学)一般研究発表・公募ワークショップ予稿ダウンロード
2025年度の会費減額措置について
ムーンショット型研究開発事業 PM公募について
【早稲田大学】2026年度4月採用教員公募情報掲載のお願い
再掲 第8回日中哲学フォーラムでの報告を募集します